インターネットテレフォニー企業Truphoneの開発する「iPhone」と「iPod touch」向けクライアントが、人気のVoIPおよびインスタントメッセージングアプリケーションに対応した。
Truphoneは米国時間1月6日、サンフランシスコで開催されている「Macworld Conference & Expo」で新機能を発表した。12日から、Appleの携帯端末を利用するすべてのTruphone加入者は「Skype」「Twitter」「Google Talk」「MSN Messenger」「Yahoo Messenger」用の無料クライアントを利用して、双方向のコミュニケーションができるようになる。
TruphoneのユーザーはすでにGoogle Talkの音声チャット機能を利用可能だったが、このたび、MSN Messenger、Yahoo Messenger、Skypeの連絡先に登録された人との通話も可能になった。同社の最高経営責任者(CEO)であるGeraldine Wilson氏は声明で、この機能を利用すると、Truphoneの顧客が「利用したいコミュニケーションの方法をいつでも、単一のアプリケーションを介して選択できる」と述べる。
Wilson氏は続けて、「これは、Truphoneが、iPhoneやiPod touchユーザーにとって、オープンで『オールインワン型の、会話のハブ』に向けたさらなるステップ」と言う。
TruphoneとSkype間の通話はWi-Fi利用時は無料。携帯電話接続を利用すると、地域内通話の料金が課金される。iPhoneは通常、「無制限」のデータプランで販売されるので、ユーザーが国際ローミングをしなければ、インスタントメッセージには定額料金以上のコストはかからないはずである。
Truphoneは、NokiaとBlackBerryのスマートフォン向けにもクライアントを提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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