Garminの「nuvifone」は本物であり、われわれの想像の産物ではないという多くの証拠が見え始めた。GPSメーカーのGarminは約1年前に同社初のこのスマートフォンを発表し、先ごろ米連邦通信委員会(FCC)の承認を獲得している。そしてGarminはこのたび、nuvifoneのインターフェースのスクリーンショットから成るメディアギャラリーを公開した。メディアギャラリーにはナビゲーションアプリケーション、「Google Local」、ウェブブラウザ、カレンダー、そして電子メールのスクリーンショットが含まれている。
このユーザーインターフェースは見た目が良く、とても直観的に理解できるものになっている。もっとも、本物のデバイスを操作してみないことには実際のところはわからないので、2009 International Consumer Electronics Showでは(ガラスケースの中に飾られているのではなく)手にとって動かせるnuvifoneを見られることに期待したい。それまではGarminのウェブサイトでスクリーンショットのフルギャラリーをチェックできる。
Garminは、DIGITIMESによる現地時間2008年12月22日付けの記事への対応として、ある説明も発表した。DIGITIMESは同記事で、nuvifoneに言及したうえで、GarminがGoogleの「Android」を搭載したハンドセットを発表する計画だと述べていた。念のため記しておくと、nuvifoneにLinuxをベースにしており、GoogleのAndroid OSは搭載されない予定である。
Garminの広報担当は、同社がAndroidのデバイスに取り組んでいることを認めたものの、「われわれは、Androidをベースにした電話機を開発中である。とはいえ、現時点でこの製品に関して、これ以上はいかなる情報も公開しない」と述べる。同社は12月初めにOpen Handset Allianceに参加した。Garminのnuvifoneは2009年の前半にリリースされる予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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