Googleが同社のモバイルプラットフォーム「Android」の機能強化を発表したのを受け、間もなく新たなAndroid端末が発売されるのではないかとの噂が広がっている。
ブログCell Phone Signalが「噂」として報じたところによると、このAndroid端末の名称はT-Mobile G2となる見込みで、2009年1月26日に発売されるという。また同ブログによると、このT-Mobile G2には、5メガピクセルのオートフオーカスカメラ、テレビ電話用VGAカメラ、フルタッチスクリーン、Wi-Fi接続機能が搭載される予定という。
Boy Genius Reportはこの噂の続報として、それらのスペック情報はかなり正確だが、リリース時期は4月と報じている。Boy Geniusへの情報提供者によると、G2にQWERTY物理キーボードは搭載されないが、同端末の下の方にトラックボールが付くという。
またBoy Geniusによると、G2はT-Mobileによる独占販売ではなく、世界各地で販売されることが期待されるという。
先週、開発者たちのプライベートなグループが行ったAndroidの改変の一部が、Cupcake(このグループが外部と共有するAndroidのコード)の中で明らかになった。Androidのロードマップによると、これでCupcakeの機能強化がより広範なオープンソースのAndroidプロジェクトに統合され始めたことになる。
Androidで予定されている改変の一部はバグ修正で、電子メール、会話リストのスクロール、アラーム時計などの機能が対象となる。だが、マルチメディアメーセージサービス(MMS)の添付ファイルを保存できる機能など、新しい機能もいくつか追加される予定だ。Androidの土台となるLinuxカーネルはバージョン2.6.27にアップグレードされ、「基本的なx86サポート」が追加された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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