KDDIなど5社、京都市内でワンセグ対応携帯電話を利用した実証実験

松田真理(マイカ)2008年11月28日 18時34分

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)、KDDI、京都パープルサンガ、京都放送(KBS京都)、エフエム京都(FM京都)の5社は総務省 近畿総合通信局(近畿総合通信局)と共同で、京都市内において、ワンセグ対応携帯電話を利用した情報提供の実証実験を実施する。期間は11月28日から12月6日まで。

 この実証実験では、数mから数十mで提供するワンセグ放送「スポットワンセグ」、KCCSが開発した「続きリンク」という2つの技術を利用した「ポットワン」サービスと、KDDIが開発した「ワンセグIPマルチキャスト配信/RF変換技術」を活用する。

 具体的には、西京極スタジアムと新風館、HUB四条烏丸店に実験局を設置し、京都サンガF.C.の携帯電話向け特別番組で近畿圏の情報を配信する。また、新風館とHUB四条烏丸店については、ワンセグIPマルチキャスト配信/RF変換技術を用いて、2拠点同時にワンセグ対応携帯電話で受信する情報提供の形態を検証する。

 そのほか、11月28日から12月6日の間、ポットワンサービスを利用した、ワンセグ対応携帯電話によるスポットワンセグ放送サービスの視聴実験も行う。一般の参加が可能とのことだ。

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