わずか2週間前にJava対応携帯電話向けのテスト版がリリースされた「Opera Mini 4.2」ベータ版が米国時間11月24日、サードパーティー製ブラウザとして初めて、Googleの「Android」に対応した。
4月にプレビューが行われた「Opera Mini for Android」には、Mini 4.2でおなじみの機能の大半が含まれている。「Opera Link」による同期化、スキンの交換と同様に、ズーム、保存、ブックマークの編集、インラインテキスト検索もそのままだ。
ほかのJava対応携帯電話で初披露されたビデオ再生に関する対処法は、このビルドで機能させることはできなかった。ただし、T-Mobileが米国で販売している「T-Mobile G1」携帯電話は確かにビデオ再生に対応している(「TuneWiki」のレビューを参照)。聞いたところでは、Operaは、ベータ版を終えた段階でこの問題に対応するという。
Androidに最適化されたビルドの特徴的で評価できる点は、T-Mobileの3Gネットワークでのスピードの速さとくっきりとした表示、そして縮小表示されたウェブページを表示したときの「iPhone」に匹敵するほどの画質の高さだ(これは画面サイズと画像の鮮明さのおかげだ)。また、Opera Miniのコントロールに簡単にアクセスし、操作できるG1の2つのメニューキーにより、使い勝手が向上している。
GoogleのAndroidはOperaにとってたやすい仕事だった。もちろん、G1の発売開始時に提供できればもっとよかったが、すべてのサードパーティーの開発者の中で、Operaは最初に無料のブラウザ、しかも非常に優れたバージョンをAndroidの市場に提供することができた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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