米国の議会議員らが、iPhoneの導入を強く求めているようだ。
Chief Administrative Office(CAO)によると、米下院は、議員からのiPhone導入の要請を受け、同機の導入に向けた試験を実施しているという。TheHill.comが報じている。
現在、米国議会では無線通信手段としてBlackBerryが使用されているが、どうやら議員や議会職員らは無線通信のもう1つの選択肢としてiPhoneの導入を陳情しているようだ。
ただ、TheHillによると、iPhoneが導入された場合、議員らはiPhoneにかかる費用を議員の職務手当以外から出さなければならないという。この職務手当は各議員に支給され、議員らはこの資金でスタッフの給与や事務所運営費を賄っている。また、下院内で送受信される電子メールは全てBlackBerry Enterprise Serverを通じて暗号化されているため、iPhoneユーザーはiPhoneを自分のコンピュータに接続しない限りiPhoneでメールを受信できない。
議員らは、Research In Motion(RIM)とNTPが特許侵害をめぐり法廷で争っている間、BlackBerryを失うことになるのではないかと慌てていた。しかし議員らは、仮に判事がBlackBerryサービスに対する差し止め命令を下し、サービスが停止されても、彼らはBlackBerryの利用を継続できることを確認した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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