前々からうわさのあった「Storm」(嵐)が、満を持して「上陸」を果たした。カナダのResearch In Motion(RIM)とVerizon Wirelessは現地時間10月8日、「BlackBerry」シリーズとして初めてタッチスクリーンを採用した新機種「BlackBerry Storm」を、世界に向けてリリースすると正式に発表した。
開発コード名「BlackBerry Thunder」としても知られているStormは、タッチ式のスクリーンを採用しているが、RIMが新たな工夫を加えたことで、現在市場に出ている他のタッチスクリーン式スマートフォンとは一線を画す仕上がりになっている。タッチスクリーンのほかにも、Stormはデュアルモード機能やVerizonの3G高速ネットワーク「Evolution-Data Optimized (EV-DO) Revision A (Rev. A)」のサポート、内蔵型GPS機能、「BlackBerry OS 4.7」の搭載など、多くの注目すべき特徴を備える。
ただ、皆さんが最寄りのVerizon取り扱い店に向かって走り出す前に、少々残念なニュースをお届けしなければならない。残念ながら、まだしばらくはBlackBerry Stormを手にすることはできないのだ(これには不満の声を上げたい気分だ)。具体的な発売日と価格は発表されていないが、Verizonによるとホリデーシーズンには「競争力のある」価格でStormが発売される見込みだという。もちろん、われわれはそんなあいまいな答えが聞きたいわけではないし、読者の皆さんもきっと同じ気持ちだろう。「BlackBerry Bold(BlackBerry 9000)」の発売が遅れたことを考えると、なおさらその思いが募る。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力