「iPhone」をガールフレンドとのテキストメッセージのやりとりに主に使用する12歳の少年がiPhoneの新たな脆弱性と思われるものを発見した。
プログラマーであるKarl Kraft氏のブログによると、同氏の息子はメッセージを両親に見られないようにするために、iPhoneのパスコードロックを作動させ、SMS Previewの表示を無効にしているという。
この設定により、ロック中のiPhoneには受信したテキストメッセージが画面に表示されなくなり、代わりにテキストメッセージが届くと「New Text Message」というアラートが表示される。ところが、緊急電話モードを設定すると、受信したテキストメッセージのプレビューが表示されてしまう。
「息子のガールフレンドからのメッセージを盗み見するために必要な手順といえば、iPhoneを緊急電話モードに設定することだけだ。こうして30秒待つと、ガールフレンドからの甘いメッセージが読めてしまう」とKraft氏は言う。
コメントを求める電子メールに対しAppleの関係者から回答はなかった。
8月には、パスワードで保護されたiPhoneに関する別のセキュリティホールが発見されている。また9月にはある研究者が、アプリケーションの画面がフェードアウトするときのクールな効果を実現するため、iPhoneはユーザーが行ったアクションのスクリーンショットを記録していると発表している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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