台湾のニュースサイトCENSは、T-Mobile USAが、Googleの「Android」OSを搭載する新発表の携帯電話「G1」を、2008年第4四半期中に40万〜50万台販売する計画であることを明らかにした。
さらに、社内関係者からの情報として、T-Mobileは、G1の製造メーカーであるHTCに対し、新たに200万台を発注する予定であるとも伝えられている。これは、HTCにとっては、第4四半期から2009年にかけて、大きく売り上げを伸ばす要因となる可能性がある。
T-Mobileは、米国内で10月22日に、179ドルでG1を発売する。タッチスクリーンとGPSナビゲーション、また豊富なソフトウェアインターフェースを特徴とするG1は、これまでAppleの「iPhone」と比較されてきた。
第4四半期中に50万台を販売するという予測数でも、初代iPhoneの売れ行きに、Android搭載の携帯電話は及ばないだろう。Appleは2007年夏に、初代iPhoneを発売と同時に、同四半期中に約100万台出荷した。とはいえ、G1の50万台(という発売台数)は、決して軽視すべき数字ではない。もしこのペースで販売が続くならば、Androidの開発者たちには、新たなアプリケーションを投入する上でも、確かに十分な市場規模があることを意味するものとなる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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