T-Mobileは同社の「Android」搭載携帯電話である「T-Mobile G1」に設定していたデータ容量制限の見直しを発表した。
T-Mobileは米国時間9月24日に配布した声明で、G1がリリースされることになっている10月からG1ユーザーに課す予定にしていた1Gバイトという「ソフトキャップ」を撤廃することにしたと述べている。T-Mobileは元々、1カ月のデータ使用が1Gバイトを超えたユーザーに対して、接続速度を50kbpsに落とすことを予定していた。こういった制限をアーリーアドプターらに対して課すということはそれほど信じ難い話ではない。
以下は同社の声明全文である。
「われわれの目標は、T-Mobile G1が10月に発売になった際に、高速データサービスを利用しやすい価格で提供することにより、顧客がG1とわれわれの3Gネットワークのデータ通信性能を十分に楽しめるようにすることにある。われわれは同時に、顧客全員に対して最高のネットワークエクスペリエンスを提供する責任も負っている。そのため、ネットワークパフォーマンスや、品質の高いサービスを顧客全員に提供するというわれわれの能力を妨げる過剰な、あるいは不自然なデータ利用を行うごく一部の顧客に対しては、データのスループットを一時的に低下させる権利を有している」
「われわれは、使用条項から1Gバイトの制限を撤廃した。われわれは、われわれの3Gネットワークを利用した高速データアクセスをT-Mobile G1ユーザーに楽しんでもらえると確信している。新しいデータプランの詳細な条項はまだ検討中であり、最終的に決定した段階で現行顧客と潜在顧客に向けて広く公開することになる」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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