AppleとAT&Tが、「iPhone 3G」をめぐる新たな訴訟に直面している。
今回訴えを起こしたのはサンディエゴ州に住むWilliam Gillisさんで、2社が「3Gネットワークの速度、強度、性能を偽って伝えた」と主張していると、フリージャーナリストのJustin McLachlan氏は伝えている。Appleは、iPhone 3Gの電波受信感度に関する問題の存在をすでに認めており、ソフトウェアアップデートによってこの問題を解決すると約束している。
Appleは8月にもアラバマ州の女性から訴訟を起こされている。この女性は、同社がiPhone 3Gを初代「iPhone」より「2倍速い」と宣伝して消費者を欺いたとして、同社を訴えた。
しかし、Gillisさんの訴えは少し異なっているようだ。AppleInsiderによれば、Gillisさんは訴えの中で、AppleとAT&TはiPhone 3Gに電力制御の問題があることに気づいており、iPhone 3Gの販売台数を考えれば、この問題が原因で今のようなネットワークの混雑が発生することを把握していたはずだと主張している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力