英国のiPhone利用者は、割引価格でiPhone 3Gにアップグレードできそうだ。
英国でiPhoneを独占的に扱う通信事業者O2は、同社ハイエンド向けの料金プランの1つを選んでいる利用者にはiPhone 3Gを無償で、ミッドレンジ向けの料金プランを選んでいる利用者にはiPhone 3Gを割引価格で提供する予定。顧客は、新型iPhoneの発売が開始される7月11日以降3カ月間このプログラムに申し込むことができる。その際、18カ月契約を新しく結ぶ必要がある。
具体的には、45ポンド(約88ドル)または75ポンド(約146.67ドル)の料金プランの場合は8Gバイトモデルが無償になる。75ポンドの料金プランではまた、16Gバイトモデルが無償になる。そのほかの料金プランについては、プランに応じて、8Gバイトモデルが99ポンド(約193.60ドル)、または16Gバイトモデルが159ポンド(約310.99ドル)に割引になる。
米国のAT&Tは、これと同様のアップグレード方針はとらないようだ。米国時間6月9日の記者会見では、iPhoneデータプランの値上げについては明らかにしたものの、割引なしの価格で購入することを除いて、新モデルへのアップグレード方針については触れなかった。
これは恐らく、米国のiPhone利用者は英国よりはるかに多く、こうした思い切った対策に要するコストは英国に比べ莫大なものになるからだろう。
英国や米国のほかに、ドイツ、フランス、アイルランドなどでも第1世代のiPhoneが使えるが、そうした国々でiPhone 3Gへのアップグレードがどうなるかは興味深いところだ。オーストリア、ポルトガル、スイス、フランスで7月からiPhone 3Gを扱うOrangeも9日にプレスリリースを発表しているが、アップグレード方針については触れていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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