最終更新時刻:2008年7月24日(木) 23時08分

モバイルチャンネル

インテル、「AtomベースiPhone」報道を否定

文:Tom Krazit(CNET News.com)
翻訳校正:編集部

2008/05/16 11:59  

 Intelは、同社プロセッサ「Atom」をAppleが将来の「iPhone」で採用するという報道を否定した。

 CNET News.comの姉妹サイトZDNet.deは米国時間5月14日、ドイツのIntel幹部が報道陣に対し、AppleがAtomチップの採用を大型版のiPhoneで将来的に予定していると述べたと報じた。ZDNet.deはその後、iPhoneではなくMobile Internet Device(MID)でAppleがAtomを採用するかもしれない、という可能性についてHannes Schwaderer氏が言及しただけだったと記事を訂正した。

 米国のIntel関係者は、この記事は事実無根な部分が多いと述べた。Appleは、将来の製品について口外しないよう納入業者に要求することで有名だ。そのため、Intelがうわさを沈静化させようと素早く対応したとしても不思議ではない。

 しかし、iPhoneにAtomというのは単純におかしな話で、少なくとも現時点ではそうだ。同チップは、iPhoneのような小型デバイスで利用するには、発熱が多すぎる。Intelは、携帯端末で求められる消費電力要件を満たすため、「Moorestown」と呼ばれる次期Atomチップを開発中だ。ただし、このチップが投入されるのは、2009〜2010年となる。

 常にうわさされるOS X採用ミニタブレットデバイスでAppleがAtomを採用する可能性はあるが、iPhoneでAtomをすぐに採用することはないだろう。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

製品情報



新着記事

この記事を読んだ人におすすめ

モバイルチャンネル セレクション

iPhone 3G、発売前夜から祭りのあとまで
iPhone 3Gがついに発売された。ユーザーからの期待は大きく、ソフトバンク表参道、ビックカメラ 有楽町店、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaなどの旗艦店舗には多くの人が行列をなした。発売前後の様子を記事とともに振り返る。
10代の若者と携帯が鍵--米国広告市場における今後の流れ
日本と同様、米国でも10代の若者の間では携帯電話などの携帯端末が主流になりつつある。この流れに着目する企業側は、次の一手を考えている。
「ニコニコ動画を日本のインフラにする」--夏野氏がニコニコ動画に参画した理由
iモードの育ての親として知られる元NTTドコモの夏野剛氏が、新たな活躍の場としてニコニコ動画を選んだ。夏野氏の参画でニコニコ動画はどう変わるのか、夏野氏とニワンゴ取締役の西村博之氏(ひろゆき)に話を聞いた。

モバイルチャンネル コラム

■モバイルインターネット業界の基礎知識

電子書籍、デコメ、着せ替えツール--なぜ今このモバイルコンテンツが伸びているのか
近年急成長を遂げたモバイルコンテンツ市場といえば、電子書籍やデコメール、最近ではメニュー等の着せ替えコンテンツだ。なぜこれらのコンテンツが今、伸びているのだろうか。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

人気を集めるモバイルコンテンツにも変化の波
モバイルコンテンツ市場においては、音楽とゲームが大きな2本柱になっている。しかしその人気コンテンツは、時とともに移り変わっている。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

行動、売れ筋、顧客単価--あらゆる面でPCと異なるモバイルECの世界
今回は、携帯電話による物販を中心とした、いわゆる「モバイルEC」について解説していく。その実態はPCのECビジネスと大きく異なっている。

フォト

企画特集

DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」
〜企業システムの仮想化環境の構築を支援〜

プロダクトレビュー

メンバーズレビュー