英国の事業者O2が8Gバイト版「iPhone」の値下げを決定したが、この決定がきっかけで、O2のウェブサイトおよびiPhone正規小売業者Carphone Warehouseで同モデルの品切れが発している。ガジェット系ニュースサイト Pocket-Lintは、Carphone Warehouseで8Gバイトモデルが売り切れたことを報じている。また、O2は、同サイトに対して、8Gバイトモデルの在庫がオンライン店舗ではなくなり、実店舗の在庫も早いペースでなくなりつつあると述べている。
O2が8Gバイトモデルの価格を値下げしたのは2週間前となる。269ポンド(533ドル)から169ポンド(335ドル)に値下げした。この動きは、予想される3G iPhone投入に向けた在庫一掃セールと見られていた。Carphone WarehouseとO2は、8GバイトモデルをAppleに発注するかを検討しているとPocket-Lintに語っており、新モデルの登場が間近であるという別のヒントともなっていた。
このことは、3G版として32GバイトiPhoneをWorldwide Developers Conference(WWDC)が開催される6月頃にAppleが計画していることを意味するのだろうか?容量を16Gバイトに増加してから数カ月しか経過していないが、恐らくそうだろう。AppleのGreg Joswiak氏は当時、8Gバイトモデルの需要があるとAppleでは依然信じている、と述べていた。しかし、「大きいことはいいことだ」という心理状態を反映するよう、そのスタンスは変わったのかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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