T-Mobileは米国時間4月23日、同社がGoogleの「Android」対応携帯電話の提供を2008年末までに開始する予定であることを明らかにした。
T-Mobile USAでBroadband and New Business Divisionのバイスプレジデントおよびゼネラルマネージャーを務めるJoe Sims氏は、Android対応端末のプロトタイプを見たこと、および、一連のデバイスにおける最初の機種が2008年の最終四半期には利用可能になることを、カリフォルニア州で開催の無線関連カンファレンスで述べた。
Sims氏の発言は、T-Mobile Internationalの最高経営責任者(CEO)Hamid Akhavan氏が2月にスペインのバルセロナで開催されたGSMA World Congressで語ったことを認めるかたちとなった。記者会見でAkhavan氏は、第4四半期でのローンチを約束したが、どのマーケットに投入するかは明らかにしなかった。
T-Mobileは、Androidデバイスのローンチ日を定めた最初の米国事業者となる。T-Mobileは、12月の時点でOpen Handset Allianceに立ち上げメンバーとして加わっていた。しかし、同社関係者はAndroid端末を提供することすら明確にしようとしなかった。SprintおよびVerizon Wirelessも同団体のメンバーではあるが、対応デバイスの投入について、可能性や日程について明らかにしていない。
Sims氏は、予定されているデバイスについて詳細を明かさなかったが、HTCが「Dream」と呼ばれるデバイスを開発中とうわさされている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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