NTTドコモ、ACCESSと共同でFOMA向けアプリを開発、端末メーカーに提供

松田真理(マイカ)2008年04月21日 18時10分

 NTTドコモは4月21日、FOMA端末の開発に活用するオペレータパックについて、ACCESSと共同で開発すると発表した。従来、同社が開発してきたMOAPと呼ばれるミドルウェアやアプリケーションソフトウェアの資産を活用し、開発を進める。

 ACCESSは2007年12月、ドコモ、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、エスティーモと、Linuxベースの共通プラットフォームおよびドコモ向けオペレータパックの開発検討に合意している。これにより、2009年後半から順次発売予定のFOMA端末に向けたオペレータパックの開発を進める構えだ。

 このオペレータパックとは、iモードやiアプリなど同社の独自サービスに対応したLiMo仕様準拠のLinux OS向けアプリケーションソフトウェアをセットにしたもの。グローバルで利用できる基本機能をパッケージ化した携帯電話端末用共通ソフトウェアプラットフォームと組み合わせて利用することで、NTTドコモが提供する携帯電話の各種サービスを実現する。

 今回の共同開発についてNTTドコモでは、FOMA端末の開発効率向上、携帯電話端末メーカーのFOMA端末開発への参入促進、国内携帯電話端末メーカーの国際競争力向上などを目指したものだとしている。

オペレータパックのイメージ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]