携帯電話機世界最大手のNokiaは、AppleのiPhoneが発売されてからおよそ10カ月が経過した今、ようやくiPhoneに対する同社の対応策について語り始めた。
Nokiaは米国時間4月7日、カリフォルニア州で開催されたソフトウェア開発カンファレンスで、プレゼンテーション用のスライドで「Nokia Tube」を披露した。Infoworldが報じている。TubeはiPhoneに似たタッチスクリーン型携帯電話で、ユーザーは指を使った操作が可能だ。Forum NokiaのTom Libretto氏によると、Tubeは「(Nokia)初のタッチスクリーン型端末」だという。
iPhoneが登場したことで、ほぼすべての携帯電話機メーカーが開発製品ラインナップの見直しを余儀なくされたと言っても過言ではない。すでにHTCとLGがiPhoneと良く似た製品を発表しており、2008年内にさらに多くのiPhoneに似た製品が発表されるだろう。
Nokiaは、Tubeを発売する時期については明らかにしなかった。いくつかのウェブサイトにはTubeを撮影したものとされる画質の悪い写真が掲載されているが、オリジナル画像の撮影者は不明だ。そのため、その写真が本物かどうか、あるいは信用できる写真かどうかの確認が取れるまでは掲載を控える。しかし、ハイパーリンクの力で、これがどういうものであるかはお伝えできる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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