Wall Street JournalのWalt Mossberg氏は、3G iPhoneがいつ発売されるのか全く見当がつかないということ、そしてもちろん3G iPhoneをプレゼントすることもできないことを皆さんに知ってもらいたいと考えている。
そこでMossberg氏は、先週開催されたカンファレンスで語った内容が週末に明るみに出た後、上記の事実をSilicon Alley Insider(SAI)に語った。Mossberg氏は、ブロードバンドの普及率とオンラインビデオについての講演の中で、iPhoneについて「60日以内に3G対応となる」と軽く言及した。
多くの人がこのMossberg氏の発言をiPhoneが60日以内に3G対応になるという意味に解釈した。Mossberg氏が、ハイテク業界全体でなされているように、Appleの次の発表についての憶測を述べることはほとんどない。そのため、Appleの製品や戦略に触れることの多い同氏が、Appleの次の製品について語る時には、多くの人が耳を傾ける。
しかし、Mossberg氏は、3G iPhoneが60日以内に発売されるか否かについて実際は知らないことを世界に伝えたがっている。Mossberg氏にAppleから厳しい電話があったために、同氏がそのような宣言を行ったのかどうかは定かではない。
Mossberg氏はSAIに、「仮に私が(3G iPhoneの)発売日を知っていたとしたら、どうしてWall Street Journal上で報じずに、フィンランド大使館での講演の中で発表するのだろうか」と語った。その理由は恐らく、Mossberg氏がAppleと守秘義務契約を結んでいて、公言してはいけないことになっていたからだろう。ひょっとして、うっかり口を滑らせてしまったのだろうか。しかし、Daring FireballのJohn Gruber氏は、Mossberg氏は2007年7月に間もなくiPhoneにFlashが搭載されると予想していたが、結局実現しなかったので、Mossberg氏の発言は必ずしも信用できない、と指摘している。
3G iPhoneは2008年内に発売されるだろう。発売されなければ、恐らく2009年には発売されるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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