韓国に本社を持つアンラボは4月3日、台湾のパイロン社にアンラボ独自のセキュリティ製品である「アンラボモバイルセキュリティ」のOEM契約を締結したと発表した。携帯電話用セキュリティソリューションとしては韓国初の海外輸出となる。
この提携により、パイロン社のモバイルセキュリティソリューションである「ディフェンドポイント モバイルセキュリティ」に「アンラボ モバイルセキュリティ」が搭載された。パイロン社は本製品をマイクロSDカードに搭載し、携帯電話ベンダーおよび多数の海外移動通信企業に提供する予定。ユーザーは、マイクロSDカードを携帯電話に挿入することで、モバイルウイルスのスキャン・駆除およびリアルタイムスキャンを利用でき、携帯電話を安心して使用できる。
「アンラボ モバイルセキュリティ」は、SymbianおよびWindows MobileのOSを対象としたセキュリティ対策製品。ウイルス、トロイの木馬など悪性コードの手動スキャン、V3エンジンのアップデート、リアルタイムスキャン、スキャンログ管理、ウイルス申告機能などの機能を搭載している。
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