モバイルを中心にメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは3月27日、「デコ電・着せ替えツールに関する利用動向調査」を同社内に設置するMMD研究所で実施、結果を発表した。
調査によると、携帯電話のインターフェースのデザインを変更する「着せ替えツール」を「利用したことがある」と回答した男性は31.7%、女性は47.9%だった。利用者を対象に、どのように見つけたかを聞いたところ、男女ともに「無料サイトから」が半数以上を占めた。ただ、女性は「有料サイトから」と回答した人が男性に比べ約20ポイント多い49.2%を占めた。
また、どこを着せ替えたかを聞いたところ、男性は「メインメニュー(82.8%)」や「待ち受け画面(72.8%)」、「電池マーク(70.3%)」、女性は「メインメニュー(90.0%)」や「電池マーク(78.8%)」「電波マーク(78.1%)」が上位を占めており、男女間で若干の差異が見られた。
さらに、着せ替えたものの種類を聞いたところ、男性は「キャラクター(41.8%)」「漫画・アニメ(34.1%)」「イラスト(31.0%)」、女性は「キャラクター(52.8%)」「イラスト(25.8%)」「姫系(21.2%)」が多くなっている。
また、携帯電話をラインストーンなどでデコレーションした、いわゆる「デコ電」を利用しているかどうかという質問では、男性で3.4%、女性で14.7%は経験ありと回答した。デコ電経験者を対象に、どのようにしてデコ電にしたかを聞いたところ、男女共に「自分自身で」が最も多く、男性は約半数、女性は約85%を占めた。
デコ電費用については男女共に「5000円以下」が8割以上を占めた。利用した素材については男性が「シール(52.0%)」「ラインストーン(44.0%)」、「金属(32.0%)」、女性が「ラインストーン(80.9%)」「デコパーツ(51.6%)」「シール(48.0%)」が上位を占め、男女間で差異が見られた。
今後、デコ電を「したいと思う」と回答したのは男性(6.8%)より女性(21.3%)の方が多かった。また、オリジナル携帯電話を作れるとしたらどこをカスタマイズしたいかを聞いたところ、男女共に「カバー(ジャケット)の柄、色」が最も多かった。
調査は3月14〜24日、ラーニングネットワークスの「モバスクネット」など計12社、モバイル13サイトの協力の下実施したもの。有効回答数は2479人。
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