NTTドコモは3月26日、屋外でのSuper 3Gシステムの実証実験において、下り最大約250Mbpsのパケット信号伝送に成功したと発表した。
Super 3Gは、W-CDMAの拡張技術であるHSDPAやHSUPAを進化させた標準規格。データ通信速度を高速化するとともに、接続遅延の短縮や周波数利用効率の向上が実現できるシステムとなっている。今回の実証実験は、実際の無線環境で性能を把握するとともに、システムの最適化を目指したもので、2月末より横須賀地区で行ってきた。
ドコモでは引き続き検証を進め、2009年のSuper 3G商用システム開発完了に向けて取り組むとしている。なお、この実験の詳細は、ラスベガスで4月1日から開催する「CTIA Wireless 2008」で紹介する予定だ。
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