KSKは3月11日、フレックス・ファーム ビジネスユニット(以下、フレックス・ファーム)にて、携帯サイトの開発者向けに、実機検証で発見される問題の解決支援サービスとして、「マイスタ・アシスト」を発表した。
KSKによると、モバイルサイト開発の最終フェーズである携帯電話の実機検証において、多様化する機種依存による、解決困難な問題が発見されるケースが増えているという。従来の検証サービス「ケータイ・マイスタ実機テストサービス」では、このような問題の発見に焦点をおいていた。
このたび発表のマイスタ・アシストでは、問題点の発見と調査、解決方法のアドバイス、実機による再確認までを、一貫して提供。「実機テストサービス アウトソースタイプ」で見つかった表示の不具合に対して、発生原因や対処方法をレポートし、対策実施後の再検証まで行う。
なお、サービスの提供範囲は、調査はモバイルサイトで発生した表示の不具合、特にキャリア、メーカー、機種の仕様や特性による表示上の問題とし、アプリケーションのバグや着うた、Flashなどのダウンロードコンテンツの品質は、調査対象外となる。
KSKでは、マイスタ・アシスト利用により、納期のプレッシャーが高まる、ウェブサイトリリース直前の時期、第三者の視点からの実機検証における問題点の発見とアドバイスが、保険になるとしている。
また、問題の解決には、原因調査、携帯電話端末の仕様調査、修正方法の考案、実機での再現テストといった作業のため、モバイルコンテンツに関するノウハウや実機が必要となる。この部分をマイスタ・アシストに置き換えることで、問題解決のスピードアップが可能になるとしている。
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