ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は3月4日、ベルロックメディア(BRM)との協業によって、モバイル向け動画コンテンツを活用する「ブランデッド・エンタテインメント」の手法を用いたマーケティング支援サービスの提供を開始したと発表した。
BRMは、吉本興業およびよしもとファンダンゴとの連動によるデジタルコンテンツの企画や制作、配信を行っている。D2Cは、BRMが制作するモバイル向けショートムービーをモバイル広告や各種モバイルマーケティングソリューションと併せて、企業に販売していく。
BRMは吉本興業の協力により、吉本興業所属のタレントが出演するショートムービーを企画・制作し、ショートムービー内ではプロダクトプレイスメントの手法を用いて企業の商品やサービス、ブランドロゴなどを視聴者に対して訴求していく。
ブランデッド・エンタテインメント手法を活用することにより、企業は訴求したい商品情報などを、CMとしてではなく動画コンテンツとして配信することができ、ユーザーは楽しみながら、商品情報に接することができる。ワンセグ搭載携帯電話の普及が進み、定額制サービス利用者も増加していることから、有効な活用が可能としている。
ブランデッド・エンタテインメント手法を活用したマーケティングは順次、日本コカ・コーラ「ジョージア」、P&G「プリングルズ」のキャンペーンが情報サイト「とくするメニュー」にて展開される予定。D2Cは今後も、ショートムービーをはじめとする動画コンテンツ分野においても、企業のプロモーションを支援するサービスの開発および提供に注力していくという。
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