ケイタイ広告は3月3日、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ(以下、INF)および、アトムに対する第三者割当増資の実施を発表した。同時に、ケイタイ広告とアトムは、業務提携の実施に同意した。
第三者割当増資による調達金額は、NIFより1億円、アトムより9000万円、他個人投資家より1000万円の総額2億円で、払込完了日は2月29日。増資後の資本金は3億8862万円(資本準備金1億5650万円)となる。
このたびの資本および業務提携は、モバイルマーケティングを展開するケイタイ広告と、ウェブテクノロジーとデザインを展開するアトム、それぞれの技術を融合し、新サービスの構築に取り組むことを目的としている。
具体的には、ケイタイ広告が開発した携帯サイト専用のCMS(Contents Management System)と、アトムが開発したPC専用のCMSを融合し、オペレーターが難しい知識なしに、ウェブページからのアクセスだけで、サイトの構築、管理、運営可能なCMSの開発にあたる。
このサービスにより、従来、別々のCMSで作成しなければならない携帯とPCのサイトを、一括で管理、運営することが可能。オペレーターは、HTMLなどの難しい専門知識は必要ないので、人員確保を容易にし、少人数での運用も可能となる。ケイタイ広告では、情報発信をスピーディーかつタイムリーに行う必要がある、新聞やテレビなどメディア・コンテンツ企業などの利用を見込んでいる。
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