テトテとカヤック、ケータイで撮影した写真を漫画風に変換する技術

 テトテ(田村栄治社長)とKAYAC(カヤック)は2月27日、携帯電話で撮影した顔写真を漫画風の似顔絵に変換できる「似顔絵自動生成エンジン」を開発したと発表した。

 携帯電話のカメラで撮影した顔写真をメールに添付して送付すると、自動的に似顔絵に変換するシステム。「似顔絵自動生成エンジン」が目や口などのパーツを解析し、登録された似顔絵パーツからもっとも類似する似顔絵パーツを抽出。さらに、各似顔絵パーツの大きさや傾きなどを微調整して似顔絵を生成する。例えば、有名漫画家のイラストをパーツとして採用することで、その漫画家の画風で似顔絵を作ることができるという。

 完成した似顔絵は、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のプロフィールに貼り付けたり、メールに添付して友だちにプレゼントすることが可能。自分の携帯電話のプロフィールに登録しておくと、赤外線で電話番号などを交換した相手には、着信時に似顔絵を表示させることもできる。

 両社は、「似顔絵自動生成エンジン」を活用したSNSサイト「P組」(仮称)を3月にスタートさせ、似顔絵を軸にしたコミュニティサイトを構築する計画。サイトでは、ユーザーが自分の似顔絵で「遊びたい」「忙しい」など、そのときの気分や状態を表現したり、似顔絵を使ったデコレーションメールの配信も行えるようにする。

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