ソニーは2月25日、新しく付属された画像管理ソフトウェア「Picture Motion Browser」を用いることで、ソニー製デジタルカメラ「サイバーショット」やデジタル一眼レフカメラ「α」、デジタルビデオカメラレコーダー「ハンディカム」で撮影した静止画を地図上に表示することはもちろん、動画表示や移動した軌跡などを表示できるGPSユニットキット「GPS-CS1KSP」を発表した。発売は3月14日で、価格は1万5540円。
GPS-CS1KSPは、2006年に発売された携帯型のGPSユニットキット「GPS-CS1K」の後継機にあたる。
GPS-CS1KSPの電源を入れて測位を確認し、カメラと一緒に持ち歩くことで、海外旅行や国内旅行などで撮影した静止画と動画の画像データにGPS位置情報を追記させ、Picture Motion Browser上のマップビューで表示されるオンライン世界地図「Google Maps」や付属の日本地図ソフトウェアである昭文社の「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony」上に画像データを自動表示させることが可能。GPS-CS1KSPとカメラを接続する必要はない。
GPS-CS1KSPとPCをUSB接続すると、自動的にアプリケーションソフトウエア「GPS Image Tracker」が起動し、GPSログ(位置情報)を取り込む。その後、画像データをPCに取り込むことで、GPSログと画像データの時間情報をマッチングさせ、画像データに位置情報が付加される仕組みだ。旅行やサイクリング、ツーリングなど、自分自身の通った軌跡が思い出として再現できる。
また、地図上に表示された写真と軌跡を友人や家族にメールで送ることも可能。送られた地図はMicrosoft Internet Explorer 6.0以降で閲覧できるため、Picture Motion Browserを持っていない相手に送っても、旅の思い出を共有して楽しめる。
アクセサリーとして、従来から付属のカラビナに加えて、携帯しやすいアタッチメントキットを付属した。自転車やオートバイに装着したり、アームバンドで腕に装着して携帯できる。
なお、従来製品のGPS-CS1Kユーザー向けに、動画や軌跡表示が可能な「Sony GPS Unit Application Software」と、アタッチメントキットがセットになったアップグレードキットACC-GPSを、同日より「ソニースタイル」にて限定発売する。価格は3255円となる。
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