オークファンは2月20日、同社が運営するオークション一括検索・比較サイト「Aucfan.com(オークファン)」にて、ユーザーが入力した商品の鑑定結果を表示する「モノちぇき」ベータ版のモバイル向けサービス提供を開始と発表した。
モノちぇきは、オークファンが保有、蓄積している、主要ネットオークションサイトの取引データ約3億件を活用したサービス。ユーザーがフリーワードで入力した、商品キーワードと購入時価格から、直近の平均取引価格帯や、商品のお宝度を表示する仕組みとなる。
ユーザーが関心のあるもので、ネットオークション市場で過去に取引されたものであれば検索可能。ネットオークションでの取引相場は、メーカー希望価格や中古買い取り店の価格ではなく、実際の成約価格となるので、“モノ”の適正な「時価」や「フェアバリュー」を知ることができる。
オークファンでは、「モノ」の価値を認識することにより、ネットオークションやショッピングサイトでの購買、売却、買い替えという循環型の消費サイクルが生まれ、モノの流通の促進と、新たな需要を喚起できるとしている。また、このサービスを通して、ネットオークション市場、ショッピング市場のユーザーの増大と、市場の活性化を図る。
今後は、検索履歴データや利用率、サーバー負荷などを計測し、コンテンツのロジック修正やユーザーの意見を経て、他社ポータルサイトやサービスサイトにも、順次OEM提供する予定。
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