ワンセグケータイの需要拡大を受け、07年は薄型テレビブランドケータイが広がった。パナソニックモバイルコミュニケーションズ(PMC)は「VIERA(ビエラ)ケータイ」を、一方日立製作所は「Wooo(ウー)ケータイ」を相次いで投入。テレビとケータイを融合させる戦略に打って出た。そこで、各社の薄型テレビブランドケータイ戦略や方向性についてまとめた。
●明るさを追求した高画質と「Wオープン」で勝負するVIERAケータイ
パナソニック モバイルコミュニケーションズが投入したのは、松下電器産業の薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」ブランドを使った「VIERAケータイ」。ドコモ向けのワンセグ対応端末「P905i」として投入し07年11月末に発売した。
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