Sprintは米国時間2月17日、スマートフォン「Samsung Ace」を発表した。これは、国際ローミングに対応したスマートフォンはほしいが、RIM BlackBerry 8830 World Editionは遠慮したいという同社のビジネスユーザーにとってうれしい情報だ。外観はサムスン電子のBlackJackに似ているが、CDMAとGSMのデュアルモードで動作するため国際使用が可能。米国内ではSprintのCDMAネットワークに、国外では同梱のSIMカードを使ってGSMネットワークに接続する。また、SIMはロックされていないため同梱のカードのほかにも、旅行先でSIMカードを購入して通話料を節約することができる。
外観のデザインは初代Samsung BlackJackに酷似しているが、少し細身で縦長だ。QWERTY配列のキーボードは若干異なる。数日間使用しただけだが、Aceのキーボードは、Samsung BlackJack IIのキーボードよりも好ましいと感じた。ボタンが堅くなく、隆起部があって押しやすいからだ。内部に目を移すと、システムはWindows Liveが統合されたWindows Mobile 6 Standard Editionで、Bluetooth、1.3メガピクセルのカメラ、プッシュ型電子メール機能を搭載している。Sprint TV and On DemandをサポートするEV-DO対応携帯端末ともなる。
Samsung Ace for Sprintはすでに販売されている。価格は2年契約で199.99ドル(リベートと割引の適用後)とかなり魅力的だ。すでに述べたようにまだ使い始めて数日だが印象はよい。通話品質はすばらしく、全体的なパフォーマンスも十分かつ安定している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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