モバイルを中心にメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは2月14日、 「海外旅行時の携帯電話利用動向調査」を同社内に設置するMMD研究所で実施、結果 を発表した。
調査によると、今まで海外旅行に行ったことが「ある」と回答した人は約5割、 そのうち「1年以上前に行った」が40.9%、「今回の冬休み(2007年末〜2008年始 め)に行った(1.7%)」と「3カ月以内に行った(2.4%)」、「1年以内に行った (6.6%)」を合わせた「1年以内」は10.7%だった。
海外旅行経験者を対象に、旅行先情報の事前調査メディアを聞いたところ「ガ イドブックや雑誌、書籍などで調べた(66.2%)」が最も多く、次いで「ネット(パ ソコン)で調べた(34.5%)」、「友人に聞いた(19.9%)」が続く。
また、海外旅行に携帯電話携行状況を聞いたところ、「持っていかなかった (52.2%)」が最も多く、次いで「自分の携帯電話を持って行ったが、海外では利用 しなかった(29.7%)」が続く。「自分の携帯電話を持って行き、海外で利用した」 はわずか9.4%にとどまっている。ただ、1年以内に海外旅行に行った人では、「自分 の携帯電話を持って行ったが、海外では利用しなかった(40.9%)」が最も多かった ものの、「自分の携帯電話を持っていき海外で利用した」が26.6%に上る。
海外旅行中の携帯電話利用経験者を対象に、海外で利用したことのある通信 サービスを聞いたところ、「日本国内との通話(69.9%)」が最も多く、次いで「旅 行先での通話(53.4%)」、「日本国内とのメール(48.5%)」が続く。
次に海外旅行へ自分の携帯電話を「持っていきたい」と回答した人は75.0%、 利用したい通信サービスは「日本国内とのメール(71.2%)」が最も多く、次いで 「日本国内との通話(63.1%)」、「日本の携帯サイト(SNSなど)へのアクセス (45.5%)」と続く。さらに欲しい機能としては「目的地までのナビゲーション機能 (82.3%)」、次いで「翻訳機能(79.6%)」、「通貨レート換算表(74.0%)」が 続く。また、海外旅行中に知りたい現地の情報は「観光スポット(83.6%)」が最も 多く、次いで「レストランなどのグルメスポット(78.8%)」、「ショッピング(65. 8%)」の順となっている。
調査は1月18〜21日、インタースコープの「モンキータウン」など計11社、モ バイル14サイトの協力の下実施した。
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