セプテーニ・クロスゲートは1月18日、モバイルSEO事業を展開するアイサイトと協業し、モバイル分野に特化した、広告商品を開発すると発表した。
電通総研が発表した、2007年から2011年にかけての「インターネット広告費予測調査結果」によると、2011年のモバイル広告費は、2007年の約2.3倍にあたる1284億円にのぼるであろうと予測されている。
セプテーニ・クロスゲートでは、モバイル広告について、インターネット広告の中でも、現在、最も成長が期待される分野の1つと分析。クロスゲートが提供中の、「xmax( クロスマックス)」のモバイルサービスを利用する広告主においては、検索エンジンを入り口とし、あらゆるメディア経由にてアクションを行うユーザーに対応するとともに、さらなるユーザー獲得を課題としている。
また、アフィリエイトとSEM(Search Engine Marketing)は、それぞれの広告市場が確立されているとし、広告主の要望を実現するためには、アフィリエイトとSEMを一括して捉え、より効果的な広告商品を生み出していく必要性があるとしている。
これらの背景から、クロスゲートはアイサイトと協業することで、新たな広告商品を共同開発する。具体的には、アイサイトが、SEO(Search Engine Optimization)を施した健康食品や化粧品などの自社メディアを作成。クロスゲートが、その広告枠の販売を独占的に担う。
このたびの協業により、クロスゲートでは、モバイルSEO分野においてノウハウをもったアイサイトと協業することで、モバイル分野における、新たな広告展開につながるとしている。また、アイサイトでは、クロスゲートの広告販売に関するノウハウや、営業力などを利用することで、自社媒体における収益拡大を図る。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス