ソフトバンクモバイルは1月9日、同社第3世代(3G)携帯電話向けに提供しているフィルタリングサービスについて、利用促進のための施策を発表した。同社では、特定のURLへのアクセスを制限する「ウェブ利用制限」、あらかじめ登録したコンテンツのみアクセスできる「Yahoo!きっず」の普及を進めている。
新規契約者に対しては、親権者による同意書を改訂。フィルタリングサービスに関する意思確認欄のウェブ利用制限の項目に、あらかじめ丸印を印刷する。親権者がYahoo!きっずへの申し込みを希望、またはウェブ利用制限の利用を希望しない場合は、ウェブ利用制限に×印を付け、Yahoo!きっずまたは加入しないことを記入する。いずれも選ばない場合は、契約の申し込みを受け付けない。1月中旬以降、実施する。
利用者が18歳未満であることを確認した場合は、Yahoo!きっずまたは加入しないことを記入しない限り、ウェブ利用制限を設定する。6月以降、実施する。
既存契約者に対しては、ソフトバンク第3世代携帯電話契約者のうち、18歳未満でフィルタリングサービスを利用していない顧客にSMSによってフィルタリング加入に関する案内を送信。フィルタリングサービスを利用しないという申告がなければ、ウェブ利用制限を適用する。2月より案内を始め、申告がない顧客には6月より順次ウェブ利用制限を設定する。
契約者名義が18歳以上で利用者が18歳未満の場合、請求書同封物、ダイレクトメール、SMSでの案内を通じて、フィルタリングサービスの利用を促す。2月以降、実施する。
機種変更、情報変更の際に「S!ベーシックパック」の申し込みがあった場合、利用者が18歳未満であれば、Yahoo!きっずまたは加入しないことを記入しない限り、ウェブ利用制限を設定する。6月以降、実施する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」