シャープは12月6日、携帯電話などのモバイル機器向けに、厚さ2.2mmを実現した光学サイズ「1/10型35万画素(VGA)CMOSカメラモジュール RJ6ABA100」を開発したと発表した。2008年1月中旬よりサンプル出荷を開始する。
新しいCMOSカメラモジュールは、VGAサイズのCMOSセンサの採用により、同社の従来品と比べて3倍以上の高画素化を実現した。VGAサイズで、1秒間に30フレームの動画撮影が可能だ。
また、光学設計の最適化や高密度実装技術を駆使し、小型化(体積約20%減)と薄型化(約10%減)に成功。同社によると厚さは業界最薄サイズになるという。
なお、同社従来品との互換性を持ち、CIFカメラモジュールからVGAカメラモジュールへの置き換えが容易に行える。
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