クレイジーワークスはこのほど、携帯電話向け電子コミック作成ツールのオープンソースを無償で公開した。ツールの無償提供により、潜在的な個人および法人の電子コミック制作者を開拓。携帯電話向け電子コミックの絶対数や閲覧者増加に寄与しそうだ。
11月31日に公開したのは携帯電話用マンガ作成ツール「Open Comic Creator(オープンコミッククリエイター)」。同社が提供する既存ツールをベースとしており、主要3キャリアの第3世代携帯電話に対応している。
プラットフォームはFlash Lite1.0以降およびiアプリ、ライセンスはオープンソースでLGPL v2.1ライセンス。スクロール処理などにも対応している。
同社総裁の村上福之氏は「iアプリ版はW-CDMA環境下でもコミックサーフィンよりも4〜6倍程度の高速動作が可能。オーサリングツールの費用やASP、サーバの使用料およびライセンス費用などは必要ない」としている。
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