先週、TelecomsKorea News Serviceをはじめとする各通信社は、韓国でSeoさんという男性が採石場での作業中に死亡した事件について、原因は携帯電話のバッテリの爆発と見られると報じた。報道ではバッテリがシャツのポケットの中で爆発したとされたが、当局は発表の中で、携帯電話のバッテリの爆発が原因にしては男性が受けた損傷はあまりに激し過ぎる、としていた。
朝鮮日報のデジタル版とSydney Morning Heraldは、警察が事件の第1通報者で、被害男性の同僚にあたるKwonという男性が今回の死亡事故と関係があると見ている、と伝えた。
警察の発表によると、Kwon容疑者が重機を運転中、バックした際にSeoさんを轢いてしまったにも関わらず、取調べには、男性の携帯電話のバッテリが爆発し死亡した、と話していた。調査の初動段階では、Seoさんの心臓、肺、肋骨、脊椎が大きく損傷しているのが確認されている。電話が発火した原因は分かっていない。
一方、LGは報道各社に向けて声明を発表。その中で、消費者の安全を確保するため、ほとんどの携帯電話で使用されているリチウムポリマー電池のテストを実施していると述べている。関係者の1人は、リチウムイオン電池と異なり、リチウムポリマー電池が爆発することはあり得ない、と述べていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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