Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏がすでに明らかにしていたことだが、AT&Tも現在、同社が3G対応の「iPhone」を発売する予定であると述べている。Bloomberg Newsによると、AT&TのCEOであるRandall Stephenson氏が米国時間11月28日、3Gに対応したAppleの携帯電話が2008年に入手可能になると述べている。Stephenson氏は、2008年のどの時期に発売されるのかは明らかにしなかった(Jobs氏は、2008年末と述べていた)。同氏はまた、この携帯電話で提供される機能についても明言は避けた。価格に関して(iPhoneの小売価格は現在399ドル)、決定するのはJobs氏次第だろうとStephenson氏は述べている。
CNETも含む多くの製品レビューは、iPhoneが3Gに対応していないことに批判的だった。というのは、AT&Tはしっかりとした3Gネットワークを持っているからである。しかし、Jobs氏は3G機能を省いた理由として、3Gチップセットは多くのスペースを必要とするため、iPhoneが大型化してしまう点、3Gを使用すると、バッテリの寿命を過度に消費してしまう点を上げた。Stephenson氏は、こうした問題が解決されたかどうかは明らかにしなかった。しかし、筆者個人としては、3Gのスピードを持つ無線接続でウェブを閲覧できるのであれば、iPhoneが大きくなっても受け入れられるのではと思う。たとえ、組み込みのWi-Fiがあってもだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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