スマートフォン「BlackBerry」を製造するResearch In Motion(RIM)がAppleの「iPhone」に対抗する機種を開発中という報道が出ている。
RIMはビジネスユーザーにフォーカスしたメーカーだが、先ごろには一般ユーザーも狙った「Peral」を発表するなどターゲットを拡大している。そして今回、アナリストらによると、RIMは次期9000シリーズでiPhoneに対抗する戦略のようだという。
「9000シリーズはタッチ画面を採用した機種となり、iPhoneに似たフォームファクタを持つ」というのは、AR CommunicationsのCarmi Levy氏だ。Unstrungのインタビューで述べている。「つまり、エンタープライズ向けの端末ではないということだ」(Levy氏)
Levy氏によると、9000シリーズは当初、2007年末に発表する計画だった。だが現在では2008年に延期されている。9000シリーズはRIMが投入する初のキーボードなしの端末となり、マルチメディア機能を強化したものになるという。Levy氏は、RIMは今後も、自社が得意とするキーボード付き機種を開発する、と付け加えている。
RIMの広報担当はZDNet.co.ukに対し、「うわさや憶測にはコメントしない」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」