ソフトバンクモバイルは11月16日、同社販売代理店オーエスティーの社員が作成した顧客情報リストが、ファイル共有ソフトを通じてネットワーク上に流出したことを発表した。
流出した情報は、オーエスティーが運営するソフトバンク中山バイパスにおいて、2006年9月1日から12月3日の間に申し込み手続きをした395名、携帯電話番号485件の顧客情報。同社では11月14日、顧客情報を含んだファイルがファイル共有ソフトを通じてネットワーク上に流出している事象を確認したという。現時点では、流出した顧客情報の不正使用などは確認されていない。
ソフトバンクモバイルは情報が流出した顧客に対して、オーエスティーと連携し、事情説明を行う予定。これまで、運営代理店および店舗における顧客リストの作成を禁止し、販売代理店を含む全従業員に業務で使用するパソコンでファイル共有ソフトを使うことを全面的に禁止していたが、再度指導を行い、再発防止に努めていくとのことだ。
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