携帯電話で会社のメールを送受信--ドコモ回線を利用した日本通信の法人向けMVNOサービス

松田真理(マイカ)2007年11月09日 20時26分

 日本通信はNTTドコモとの相互接続によって、社員の持つ携帯電話で会社のメールが送受信できる法人向けMVNOサービス「ケータイPC化サービス」を12月より提供する。

 このサービスでは、日本通信と法人顧客の間を専用線接続することで実現する。企業がスケジュール管理などに利用するグループウェアの画面を携帯電話で表示できる。また、契約企業は自社用のiアプリを開発し、業務システムを構築することも可能だ。

 日本通信はこれまで、法人向けにノートPCでのデータ通信利用を中心にサービスを提供してきた。このサービスをはじめとして、今後は携帯電話でのデータ通信利用も推進していくという。KDDIおよびソフトバンクモバイルの携帯電話についても、同様のサービスを提供していく予定。月額料金は、1IDあたり1600円。対応端末は、iモード対応FOMA端末となっている。

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