The Wall Street Journal(WSJ)とReutersは米国時間10月31日午後、GoogleとVerizon Wirelessが、モバイル「GPhone」ソフトウェアをVerizon製電話機に搭載することについて、「真剣に協議している」と伝えた。
過去数カ月、噂のGoogle「GPhone」について多くの推測がなされてきた。それは特定の電話機ではなく、Googleのモバイルサービス(ウェブ検索、Gmail、YouTube、Google Mapsなど)を既存電話機メーカーの電話機と統合するためのOSかソフトウェアだと多くの場合は考えられている。しかし、同GoogleモバイルOSは、単純にGoogleのサービスを携帯電話機に統合するだけでなく、アプリケーション開発者が新しいアプリケーションやサービスを自由に開発できるオープンプラットフォームになると思われている。
WSJは29日付けの記事で、アジアの携帯電話メーカーHTCとLG電子が同ソフトウェアを使用する最初の携帯電話機メーカーになると述べていた。
しかし、電話機メーカーが携帯事業者とネットワークの利用について契約を結ばなければ、Googleソフト搭載電話機も利用はできない。Googleと提携する米国事業者としてT-Mobile USAの名前があがっていた。しかし、WSJは現在、Google製ソフトを搭載した電話機について、同社はVerizon Wirelessと「真剣に協議している」と伝えている。
Verizon Communications 最高執行責任者(COO)Denny Strigl氏は29日、同社がGoogleを含む複数の企業と交渉中であることを投資家との電話会議で認めたが、明言は避けている。同氏の発言は、今後予定されている700MHz帯のオークションに関する質疑応答においてなされた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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