KDDIとマイクロソフトは10月29日、すでに合意したSaaS型ビジネスに関する包括提携に基づき、法人市場における新しいSaaS型ソリューション「Business Port」の提供を開始することを発表した。
KDDIは第1弾として、Microsoft Office Outlook2007のメールやスケジュール機能などを統合し、PCおよびau携帯電話から利用可能な「KDDI Business Outlook」を2008年3月から提供する。利用料金は、1IDあたり月額980円。
また、パートナー各社がSaaS型サービスを提供することを支援するプログラム「Business Port Support Program」を12月より開始する。このプログラムは、設備費用をKDDIが一部負担することで、パートナー各社の初期投資や運用コスト面での事業リスクを最小限に抑える狙いがある。12月より申し込みを受け付ける。
両社は今後、Business Portの提供を通じて、法人市場におけるSaaS事業の創出、活性化を推進していくとしている。
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