モバイル検索サイト、利用経験は9割以上--MMD研究所が調査

 モバイルを中心にメディアレップ事業などを行うアップデイトは9月20日、「携 帯電話の検索サイトに関する利用動向調査」を同社内に設置するMMD研究所で実施、 結果を発表した。

 調査によると、携帯電話の検索サイトを「利用したことがある」は91.6%、年 代別では25〜29歳が最も多く、93.2%だった。利用頻度については、最も多いのが 「毎日(30.7%)」、次いで「3日に1回(25.3%)」、「週1日(20.7%)」と続 き、利用頻度は高いことが伺える。年代別では特に10代の利用頻度が高く、「毎日」 は38.6%となっている。

 利用経験者を対象に使用するシーンを聞いたところ、「自宅にいる時 (52.4%)」が最も多く、次いで「待ち合わせなどの時間つぶしに(12.2%)」、 「電車などの移動中(9.0%)」となっている。

 検索した経験があるものについては、「よくある」が多かったのは「自分自身 でふと気になった単語や人名の検索(42.7%)」や「友達・家族と話していた内容で 単語や人名などが気になっての検索(25.7%)」、「検索したことがある」が多かっ たのは「テレビ番組に出ている単語や人名が気になっての検索(50.5%)」や「雑誌 や新聞に出ている単語や人名が気になっての検索(50.3%)」、一方「検索したこと はない」が多かったのは「電車内やタクシーで見た単語や人名が気になっての検索 (64.9%)」や「ラジオ番組で聞いた単語や人名が気になっての検索(64.2%)」と なっている。

 さらに直近で検索したものを聞いたところ、男女とも「音楽情報」が多く、そ のほか「テレビ番組情報」や「アーティスト名」、「交通情報」が上位にランクイン した。年代別では男性の10代が「音楽情報(62.2%)」、20代前半が「ゲーム情報 (48.8%)」、20代後半が「アーティスト名(44.7%)」、30代前半が「芸能人名 (35.1%)」、30代後半が「店舗情報(37.6%)」、40代以上が「交通情報 (47.3%)」が最も多くなっており、世代間で違いが浮き彫りになった。一方、女性 は各年代ともにおいて「音楽情報」が最も多くなっている。

 利用している検索サイトは「Yahoo!モバイル(64.9%)」が最も多く、次いで 「Google(50.6%)」、「YiCHA(11.3%)」となっている。検索方法については 「単数ワードで検索(38.5%)」が最も多く、次いで「単数ワード検索のち、複数 ワードで検索(36.5%)」となっている。さらに、必要な情報を見つけるまでに確認 するのは「2から3ページ(45.1%)」が最も多く、次いで「6ページ以上 (25.1%)」となり、「1ページ」と回答したのは全ての世代で最も少ない結果と なっている。

 調査は9月7〜10日、stratationの「OOHPメイカー」やファインシードの「エム ペ!」など計17社、モバイル18サイトの協力の下、実施したもの。有効回答数は4336人。

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