アイ・エム・ジェイのグループ会社、IMJモバイルは8月27日、「FLASHの携帯サ イトに関する調査」を実施、結果を発表した。
調査によると、HTMLサイトの印象は「見やすい(62%)」が最も高く、次いで 「サイトの内容がわかりやすい(61%)」、「操作しやすい(57%)」となり、全般 的に操作性に関して良いイメージを持っていることが分かった。
一方、FLASHのサイトの印象は「見やすい(74%)」が最も高く、次いで「好感 が持てる(72%)」、「サイトの内容が分かりやすい(59%)」となり、全般的にデ ザインに関して良いイメージを持っていることが分かった。
また、HTMLサイトとFLASHサイトのどちらが良いかを比較したところ、「情報を 見つけやすい」や「スムーズ・スピーディ」の項目についてはHTMLサイトの評価が高 く、それ以外の「印象に残る」や「洗練されている」、「先進性を感じる」、「好感 が持てる」の項目についてはFLASHサイトの評価が高かった。
さらに、HTMLサイトとFLASHサイトのどちらが好きかを聞いたところ、「FLASH が好き」は32%で、「どちらかと言えばFLASHが好き(35%)」を含めると67%が FLASHサイトを支持することが分かった。
今後、携帯サイトがFLASHサイトのようになっていく事については、「良い傾向 だと思う」が34%、「まあ良い傾向だと思う(35%)」を含めると約7割が歓迎して いる。ただ、「パケット代」や「サイトが重くなること」についての不満の声も挙げ られている。
調査は8月15〜17日、週1回以上携帯サイトを閲覧し、第3世代の携帯端末を所 有している、かつFLASHの再生が可能な端末を保有している15〜50歳の男女を対象に 実施したもの。調査は同じコンセプトの携帯サイトを「HTMLのサイト」と「FLASHの サイト」の2種類用意し、それぞれのサイトに携帯電話でアクセスし、アンケートに 回答する方法で行った。有効回答数は824人。
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