HTCがスマートフォン「Desire」の新モデル3機種を発表した。米国のさまざまな通信事業者から提供する。「Desire 520」「Desire 526」「Desire 626」は一連の基本スペックがよく似たラインアップで、すべての機種がQualcommの1.1GHzの「Snapdragon 201」クアッドコアプロセッサを搭載する。8メガピクセルのオートフォーカス背面カメラ、microSDXCカードスロット、2000mAHのバッテリを備えるほか、LTEもサポートする。
Desire 520とDesire 526はベーシックなスマートフォンだ。カラーはマットブラックで、本体は若干ずんぐりしている。Desire 520は4.5インチのFWVGA(854×480)ディスプレイ、Desire 526は4.7インチのqHD(960×540)ディスプレイをそれぞれ採用している。いずれの機種も8Gバイトの内蔵ストレージ(とmicroSDXCカードスロット)を備える。RAMの容量は、Desire 526が1.5Gバイトなのに対し、Desire 520は1Gバイトだ。Desire 520はプリペイドスマートフォンとして、Cricket Wirelessから発売される。Desire 526はVerizon専用モデルだ。
「Desire 626」は現行機種のスペックアップモデルで、VerizonとAT&Tの月額契約スマートフォンとして提供される。5インチの1280×720ピクセル画面を搭載し、5メガピクセルの前面カメラ、1.5GバイトのRAM、16Gバイトのストレージを装備する。同時に、スペックダウンモデルの「Desire 626S」も提供されている。こちらはプリペイド向け(T-Mobile、Cricket、Sprint、Tracfone、MetroPCS、Boost Mobile、Virgin Mobileなど、通信事業者別のカラーバリエーションを展開)のモデルで、ストレージは8Gバイトに抑えられ、前面カメラも2メガピクセルだ。
HTCはこれらのモデルの価格を明らかにしておらず、価格は各通信事業者が決めるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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