ソフトバンクモバイルが最も力を入れている電波改善。悲願とも言える“プラチナバンド”(900MHz帯)を使用したサービスを7月25日にスタートした。
これに伴い、プラチナバンドと通常のSoftBank 3G基地局の詳細エリアが分かる「エリア拡充日次速報」ページが公開された。開局の翌日にエリアを公開していくという。
ソフトバンクモバイル社長の孫正義氏は、「昨日のプラチナバンド開局により改善した具体的場所を公開しました。今後も開局翌日に公開していきます」とTwitterとFacebookで報告した。
従来のSoftBank 3Gかプラチナバンドで接続しているかは、通常では確認できないことなどから、ネットでは詳細エリアの開示を求める声が多くあった。
ソフトバンクモバイルは「プラチナバンド特設サイト」を作成し、基地局の数や対応エリアなどを紹介している。7月27日の正午時点で公開されていた情報によれば、東京都内のプラチナバンドは板橋区、豊島区、北区の3カ所に留まる。ソフトバンクモバイルでは、まずは特につながりにくいと言われていた地方を中心に増強しているようだ。
なお、孫氏は「今年度中に1万数千局。来年度末には累計2万数千局に。何としても電波改善頑張ります」とTwitterおよびFacebook上でコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」