iPhone専用のメールアドレス「~@i.softbank.jp」宛の迷惑メールの急増について、ネット上で話題になっている。このアカウントは「Eメール(i)」と呼ばれる。多くのiPhoneユーザーおよび3G契約のiPadユーザーはソフトバンクの携帯電話向けメールサービスの「S!メール(~@softbank.ne.jp)」とEメール(i)の2つを所有していると思われるが、今回は主にEメール(i)が対象となっているようだ。
筆者自身は8月19日ごろから徐々に増え始めており、1アカウントあたり1日1~4通程度のスパムメールを受けはじめた。複数の端末を所有しているのだが、まったく外部に知らせていないアドレスでさえも同様に届く。差出人のアドレスやドメインはさまざまで、出会い系の内容のものが多い。ただし、22日の午後になってから急激に落ち着いた様子も見せており、何かしらの対策が施されたとも考えられる。
今回の迷惑メールの急増について、ソフトバンクモバイル広報は17時時点で、「社内で確認している段階。サポートに問い合わせは入っていないようだが、継続して確認する」とコメントしている。
キャリアのサービスにおいてはこれといった対処法がないのが現状だが、迷惑メールフィルタ機能は備わっている。ただし、S!メールのほうは細かくブロック設定をカスタマイズできるが、Eメール(i)の場合は簡易設定のみ。多くの場合は初期設定で「オン」になっていると思われるが、念のため、Eメール(i)の「迷惑メールフィルタ設定」の設定状況を確認しておきたい。
確認方法は、iPhoneまたはiPadから「My Softbank」にアクセスし、「Eメール(i)設定」から「迷惑メールフィルタ設定」を選択する。設定方法は下記のとおり。
いざ迷惑メールを受けたとき、もう1つしておきたいのは、サポートへの申告だ。「迷惑メール対策サポート」のアドレスである「a@b.c」にiPhoneから迷惑メールをそのまま転送すればよい。
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