米国の携帯電話市場において、スマートフォンの占める割合がますます増加する中、Googleの「Android」ソフトウェアが同部門で現在、最も著しい成長を見せている。
comScoreが米国時間4月5日に発表したデータによると、Android搭載携帯電話が米国スマートフォン市場に占める割合は、9%とまだ小さいものの、過去3カ月間における成長率は、どのスマートフォンプラットフォームよりも高かったという。Googleと同社パートナー企業らの市場シェアは、2009年11月から2010年2月で5.2%増加した。Motorolaの「Droid」の好調なローンチが、シェア増加を後押ししたと思われる。
しかし、それでも米国スマートフォン市場においては第4位に位置している。第1位と第2位は、おなじみの有力企業であるResearch in Motion(RIM)とAppleであり、それぞれのシェアは42.1%と25.4%である。RIMは、シェアを1.3%とわずかながら増加させたのに対し、Appleのシェアは0.1%の減少となり、実質的な変化はない。
この期間に市場シェアが最も減少したのはMicrosoftで、4%減少して15.1%になった。第5位のPalmも、「Palm Pre」と「Palm Pixi」の普及に苦しみ、同期間に市場シェアを減少させた。
comScoreによると、ほとんどの米国人はまだ従来型の携帯電話を使用しているという。13歳以上の米国人が所有する携帯電話の総数は2億5400万台であるのに対し、スマートフォンは4540万台である。しかし、11月から2月で販売台数が21%増加したことからも、スマートフォンがかなりの勢いで増加していることは明らかである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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