若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研は2月25日、若者と新聞の関係性に着目したレポート「若者と新聞」(PDF)を発行した。調査対象は1都3県在住のM1層(20〜34歳男性))1000人とM2層(35〜49歳男性)200人。
普段からよく新聞に接している人は年代が低くなるほど減少し、20代前半では34.9%。同様に、積極的に新聞を閲覧している人も若い層ほど減少し、20代前半では21.1%だった。
ただし、若い層の「活字を読むのは好きな方である」とする割合は、上の年代と比べて決して低くなく、「雑誌」や「フリーペーパー」、「インターネットニュースサイト」といった活字媒体を読む頻度はむしろ上の年代よりも高かった。
普段新聞を読まないM1層が「新聞を読まない理由」としては、「料金がかかるから(62.6%)」が1位。また、「他のメディアから得られる情報で足りているから(24.5%)」も上位に挙がっており、M1・F1総研は「他で間に合う情報に対してわざわざお金を払うことに抵抗を感じている様子がうかがえる」と分析している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」