WiMAX Forumが米国時間2月15日にリリースした導入データによると、WiMAXは米国を除く世界各地で人気を拡大しているようだ。
WiMAX Forumによれば、4Gとも見られるWiMAXは現在、147カ国で6億2000万人をカバーするネットワークで提供されているという。その数は、2010年中に8億人まで増加し、2011年には10億人に達する見通しとなっている。この2011年という区切りは注目に値する。なぜなら、2011年はWiMAXの競合技術であるLTE(Long Term Evolution)ネットワークの本格的な普及が始まる年だからだ。
しかし、今回発表されたデータは、地球規模の取り組みであるWiMAXが、北米では出遅れていることを示している。例えば、米国では主にClearwireがWiMAXに取り組んでおり、導入についても同社が大部分を担っている。ClearwireにはIntelやGoogleなど強力な支援者、ComcastやSprintなどのパートナー企業が付いているが、Clearwire単独でこの重責を果たすことは不可能だ。
WiMAX Forumが発表した地域別データ(声明)は以下の通りだ。
以下はWiMAXの導入分布図である。
Clearwireは、2010年末までに1億2000万人をカバーできるようになると見ているため、米国もやがてほかの地域に追いつくだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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