電通は1月21日、iPhoneのモーションセンサー機能やGPS機能を活用し、電子クーポンに拡張現実(AR)や位置情報ゲームなどのエンタテインメント性を付加させたアプリ「iButterfly 〜クーポン/エンターテインメント!〜」を公開した。1月20日から3月31日まで実験的に無料で提供する。iPhone 3GS/OS3.1以降に対応する。
iButterflyは蝶の形をした電子クーポンを捕まえてコレクションするアプリ。iButterflyを機動してiPhoneのカメラを覗くと、街中に蝶が飛んでいるのが見えるという。iPhoneを虫とり網のように振って捕まえると、その蝶が運ぶコンテンツやクーポンを利用したり、図鑑にコレクションしたりできる仕組みだ。
全国各地にご当地の蝶も用意する。東海道五十三次の待ち受け画像を運ぶ「東海道ちょう」、山手線各駅周辺に飛ぶユニークな「山手ちょう」、今日の運勢を占ってくれる「おみくじちょう」などのシリーズを公開予定だ。
2月中旬にはヤマダ電機がLABI1池袋モバイルドリーム館の来店促進プロモーションで、東京ガスがショールームの来店促進プロモーションでiButterflyの実験に参加する予定。
電通は実験の結果を見て、iButterflyの本格展開、iPhone以外のモバイル端末への導入を検討していくという。
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